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薬学部の勉強時間はどれくらい? ~薬学生活を振り返って~

こんにちは!新人薬剤師のシグロです!

早速ですが、薬学生の皆さん現在どれくらい勉強していますか?

またこれから薬学部に入ろうと真剣に悩んでいる高校生の皆さん、薬学部はどれくらい勉強すればいいかイメージできますか?

薬学部といえば勉強が大変と思われる方も少なくありません。しかし、実際に薬学生活を送った私から言わせていただくと、そこまで大変ではなくむしろ暇な時間もたくさんありました。

そこで今回は実際にストレートで卒業かつ国家試験で298点(86%)とった私の勉強時間をお伝えしていこうと思います!参考にしていただけると幸いです。

目次

高校時代の成績

大学入学時、私がどのような状態だったか説明するためまずは私の高校時代の成績からお伝えします。結論からいいますと、生物、数学以外ほぼ壊滅的でした(笑)。理科は化学と生物を専攻していましたが、化学は途中から置いていかれ有機化学など何一つ分かりませんでした。また、英語に関しては大学受験で必須だったため高3から本格的に始めましたが、センター試験対策模試は100点以上をとったことは一度もありませんでした。

つまり、生物と数学だけ平均並みの状態で入学したというわけです。

薬学部の教育カリキュラム

つづいて薬学部がどのようなことを学ぶかですが、どこの大学も大枠は大体同じになります。

まず1~2年次は基礎科目(物理、化学、生物など)を習います。3~4年次は医療薬学など専門的な科目を習い、また研究室配属もこの時期になります。4年生に関しては実技試験であるオスキー、そして知識が一定基準に達しているか評価するCBTがあり、それを乗り越えると5年次には6か月間の薬局・病院の実務実習が待っています。そして6年次は卒業試験、卒論、国家試験が控えています。

国家試験の出題範囲

薬学部のゴールは薬剤師国家試験に受かり薬剤師になることです。つまり国家試験の出題範囲を6年間かけ勉強していくことになります。国家試験の出題範囲は物理化学生物衛生薬理薬剤薬物治療法規実務の9科目あり、薬以外にも様々な範囲があることが分かります。

1~3年次の勉強時間

薬学部の勉強時間は学年で差がでるため、学年ごとに分けお伝えしようと思います!まずは低学年ですが、私の場合1年間にテストが4回ありました。基本的にテストが迫っていない時期はもちろん0時間予習、復習なんてしたこともありませんでした。ですがテストの約1カ月前から焦りを感じ勉強を始めていました。テスト2週間前までは1日平均4時間、当日までは平均7時間くらいはしていたでしょうか。大学は高校とは違い、単位が足りないと簡単に留年してしまうため、その危機感から長時間勉強することができました。

CBTの勉強時間

4年で受けることになるCBTですが、本格的に勉強を始めたのは本番の2カ月前からでした。その頃は1日最低でも5時間長くて10時間はやっていたのではないでしょうか。薬学のテストは勉強すれば点数に繋がるため、この頃は割と楽しく勉強してた記憶があります。ちなみにCBT対策模試の結果も記事に載せているのでまだ見ていない方はぜひ参考にしてみてください!

sguro35pharmacist.hatenablog.com

5~6年次の勉強時間

5年次は実務実習が6か月間あります。実習を終えても特にテストがあるわけでもないため、5年次の勉強時間は0時間でした。逆に言えば学生生活最後の遊べる期間になります。 6年次は言うまでもなく国家試験に向け勉強の日々を送ってました。多いときは1日12時間以上、平均でも6時間はやっていました。

これだけの勉強時間をこなせばに模試で全国上位10%以内入ることができるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。確かに勉強は大変ですがもちろん遊べる時間も十分にあります。また入学時、物理などの知識が全くなくても全然大丈夫です。ただ6年生から勉強開始だと間に合いませんので低学年の時から定期テストで8割以上はとりましょう。現役薬学生もぜひ勉強頑張ってくださいね!

それでは今日はこの辺で~