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薬剤師国家試験本番は腹痛との闘いだった

こんにちは!薬剤師のシグロです。

国試本番まで残りわずか。この時期になるとよく言われるのが体調管理ですね。私も手洗いうがいを徹底し、夜更かしだけはしないよう気を付けていました。おかげで無事に本番を迎えることができましたが、試験開始後、腹痛に見舞われるなんて思いもしませんでした。

今回はそんな私の失敗談をお伝えしようと思います。

 国試前日、今までまとめてきた語呂合わせや青本など見返しひと段落ついたところで時間は10時を回っていました。本番に向けいつもより早めに就寝。ベッドに横になり目を閉じるも頭の中ではどんな問題が出るのか、あの生薬の名前ってなんだっけなど色々なことを考えてしまい、結局2時間ほどしか眠れませんでした。しかし寝坊よりはマシだと言い聞かせ出かける支度をしました。朝ごはんはセブンイレブンパンケーキとチョコレート。この組み合わせはいつも模試の日に食べていたメニューでした。睡眠不足だけが不安でしたがコンディションは良好。そして試験会場に向け友達と出発しました。

 試験会場までは電車で移動。駅に向かっている途中、飲み物を買いにコンビニに寄りました。睡眠不足もあり、気合いを入れるため栄養ドリンクを購入。その場で飲み干しました。

 多くの受験生と共に電車に乗り無事試験会場に到着。それぞれ教室へ移動しました。模試とはまた違った空気。周りの受験生はひたすら青本を見たり、まとめたノートを見返していました。緊張した空気が漂っていましたが、私は不思議と緊張することはありませんでした。むしろこれまで培ってきたことが発揮できると思うととてもワクワクしました。

 そして試験開始。最初は模試でも良い成績を残した必須問題。しかし本番なだけあって今まで解いた試験より難しく感じました。それでも焦らず時間配分を気にしながら解きすすめ、やと折り返しに差し掛かった時、急に激しい腹痛が私を襲いました。同時に変な汗も流れ試験どころではなくなってしまいました。手を挙げトイレに行く選択肢もありましたが、必須問題は時間との勝負。残り時間も半分を切っていたため我慢することを選びました。

法規以降の問題はほぼ集中できず。また見返す元気もなく試験は終了しました。終わった瞬間猛スピードでトイレに行きなんとか事なきを得ました。腹痛の原因は間違いなく栄養ドリンク。今までテスト前に一度も飲んだことがなかったため、とても後悔したことを覚えています。結局必須問題はマークミスはなかったものの、ゆっくり解けば取れた問題が何問かありました。2日目は食べ物に気を遣い、結果何事もなく終了しました。腹痛がなければもっと点数を取ることができたのに...。国家試験唯一の失敗でした。

受験生の皆さん、国試期間中勉強も大事ですが食事内容も大きく左右されるので十分気をつけてくださいね。

それでは今日はこの辺で〜